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2005-12-30

タイトルなし

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クリスマスイブの晩、ともだちが3人 わが家にやってきた。イブだからって 誰かと過ごさねばならない暗黙の決まりが私は好きではないので、クリスマス会ではなく、建て前だけはこないだ急逝したインコのキクを偲ぶ会にした。しかし食べたのはチキン。人間とは都合のよい生き物ぞ。
夜の1時過ぎ。お酒も入り、いい気分になって、ソファの上でウトウトしはじめた時、鼻のいいともだちがぽつりと言った。
「なんか、臭くない?」
「……屁か?」一瞬そう思い、何故だか知らんふりをしているウサギのウメをみつめた。いやしかし、それは屁の臭いではなかった。焦げ臭いのだ。 確かに…。お香は炊いていたが、こんな臭いお香は炊いた覚えはない。では何が?臭いのは部屋ではなく、キッチンの方からだ。ともだちのひとりが 思いきってキッチンと部屋をつなぐアコーディオンカーテンを開けた。すると…

モクモクモクモク…。
ここは霧の町ロンドン?

いえいえ、ウメのウンチも転がる ただのあきば邸。
あきば邸がロンドンに見えるほどの曇った景色がそこには広がっていたのだった。もちろん霧ではなく、紛れもなくそれは煙。
「うぉ~」
はじめに慌てたのは私ではなく友人。
どうやら出所はトイレだ。友人はトイレの戸を開けて もう一度「うぉ~」と声をあげた。一般的にいって「火」と呼ばれるものがそこで踊っていたという。友人は自分の周りを何周かくるくるまわった後、近くにあった入れ物に水をくみ、ひと思いに火に向かってザバーッ。友人には申し訳ないが、敏速というよりは 昔のコメディ映画をみているみたいだった。オロオロする友人、プスプスいうトイレ、ウロウロするウサギ。ひじょうにおもろい光景だった。
原因は トイレに置いていたろうそくが溶けて 笠に引火したらしい。幸い、ススがトイレについたくらいで ほとんど損傷はなかったが、あと3分発見が遅れれば 丸こげあきばが出来上がっていたはずである。
クリスマスイブ。私の情熱とともに燃えたトイレ。何事もほどほどに。写真は誕生日のともだちのための、あきば手作りのケーキ。燃える3時間ほど前の幸せな光景。
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2005-12-24

みどりちゃん

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こないだ、家に念願の冷蔵庫がやってきた。ドアがグリーンのスタイリッシュな子、名前は「みどりちゃん」。前の冷蔵庫「あおちゃん」が心不全のため急逝してから はや半年。なんと冷蔵庫なしで今年の夏を乗り切ってしまった。
はじめはすぐに買い替えないとと思っていたのだが、何かと後回しになっていたのだ。しかし、実際、必ず冷やさないといけないもんなんか、私のあたまくらいなもんで、数えるほどもない。アイスが食いたきゃ 買ってきてすぐ食べればいいし、食材だって一回分くらいをぅまく使えばよくて、逆に経済的だ。冷蔵庫がなかった時代では 何でも水で冷やしたりしたもんだ。考えてみればたいそう便利な世の中になったものぞ。
この木枯らしのふく季節、あえてガスファンヒーターを買わずに冷蔵庫を選んだ私。買ったはいいものの、中に入れるものがなくて困っている。ウサギのウメでも入れとくか。
2005-12-10

ゴルゴンゾーラピカンテ

だいたい、 ワンフレーズの中に 濁点が3つもあるのがいけない。初めて私が この名を聞いた時、絶対こいつは 怪獣だと想像した。「ゴルゴンゾーラ」。
鋭い牙と 鋭い爪。頭からはヘビが鎌首をもたげている。得意技は「ゴルゴンビーム」。ずる賢い目で睨まれたものは、たちまち溶けてしまうのだ!
どうだ、怖そうだろう?
であるから、そいつがビーム光線を発せず、代わりに くっさい臭いを発するただのチーズであることを知った時は ちとショックだった。
もし彼の名が
「コルコンソーラ」 であったなら、フランスあたりの、ワインによく合うあっさりしたチーズを想像しても納得がゆく。
濁点があると、どうしてこう、強そうな、下手したら汚いイメージを持ってしまうのか?「ジャイアント馬場」。彼も強かった。南武線にある「分倍河原(ぶばいがわら)」なんて駅名は濁点が3つもある。「ふはいかわら」では余計に住みたくないが、「広尾(ひろお)」や「二子玉川(ふたこたまがわ)」などのように、どうしてもお洒落な街にならないのは、場所のせいというより、この濁点の数のせいだとにらんでいる。かく言う私も「あきば」。ゴルゴンゾーラ、分倍河原とは濁点仲間だ。濁点がもしなかったら私も違った人生を歩んでいたかもしれない。「あきはたまみ」。すこおし線の細そうな女性を想像するではないか!くそぉ、濁点め、私の人生を返せ!
この間、レコード会社の社長と専務と原宿のレストランでお食事をした時、そんな話で盛り上がった。
ちなみに、ゴルゴンゾーラの一番高級なのが、「ゴルゴンゾーラピカンテ」というらしい。ムムム…、またいっそう強そうな名である。名は体を表すとはよくいったもんである。そういえば「ばばあ」。あれも濁点があるから強いのか?
2005-12-01

キク

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ちょうど5年くらい飼っていたコザクラインコのキクが、11月30日0時40分に永眠した。ぽっくり というのはほんとにこのことを言うのだろう。私がお風呂からあがると 私のベッドマットの上で仰向けにひっくりかえっていた。さっきまで私の肩でピヨピヨ鳴いていたのに…。
来年、「インコの手紙」という絵本が出版される。キクちゃんの亡骸を手のひらにのせて泣いている図は 皮肉なことに 絵本の内容と一緒だ。
こんなに早くに この日がやってくるなんて…。
最近 何かを吐くような仕草をしたり、うんちの色がわるかったりしたので 週末、病院を予約した矢先だった。人のものをとってまでごはんを食べようとするくらい 食欲はあったし、すごく元気そうだったからさ。でも本当は辛かったの?辛かったけど 私の前では無理して明るくしていてくれたの?
気付いてあげられなくてゴメンネ。

楽しい時は肩の上で踊っていたキクちゃん、お昼寝の時は私のほっぺのとなりで一緒に寝ていたきくちゃん、
怒った時は 私の好きな俳優さんが表紙の雑誌をガジガジにかじってしまったキクちゃん、私が泣いていると、そぉっと顔をのぞいてあたまをすりよせてきたキクちゃん、どんな辛い朝でも「いってきます」というと、威勢よく「いってこい!」と言ってくれたキクちゃん、毎日毎日どんな日も私を支えてくれたキクちゃん、君がいてくれたから どんな孤独にも耐えられたんだよ。「インコの手紙」必ず世界中の人たちに愛される作品にするね。いままで 本当に本当にありがとう。
愛しています。これからもずっとずっと。キクちゃん、永遠に。
本はここから買えるよ
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プロフィール

あきばたまみ

Author:あきばたまみ
絵本作家

福島県福島市出身 11月23日生まれ 射手座 A型

「ちいさいいのち」をテーマに絵を描いています。

大学卒業後、NYに行く。帰国後、インディーズにてCDをリリース。コミュニティーラジオのパーソナリティーを務める他、都内でライブ活動展開。2001年からは本の表紙を手掛け、個展を開くなど、イラストレーターとしても活動開始。

ART WORK

出版

・雑誌「えくせれんと」内「ほのぼの劇場」 
 http://www.eh-book.net/link.htm

・絵本「インコの手紙」2007年6月21日に経済界より出版! 
 全国書店にて販売中!
・絵本「インコの手紙」2008年7月 第3版出版

・2009年2月14日 宮沢賢治著 あきばたまみ作画の 
「銀河鉄道の夜」源流社より出版!!

・2011年6月 福島県の山「花見山」を舞台にしたお話
 「きんばあちゃんの花見山」出版。 牧野出版

・2012年4月~メディクプレス社 「うちのくすり箱」表紙担当

 http://medicpress.co.jp/index.html

2013 「ひつじのたまご」青根出版 谷川かじか著 あきばたまみ絵
2014 「パロパロとドクターかぶとむし」青根出版 谷川かじか著 あきばたまみ絵
2015 「インコの手紙完全版」経済界 

他はトップ記事にて

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